南信
ご無沙汰しております
前回の記事から1ヶ月が経ち、シーズンは終盤に差し掛かっています。
そんな折に、黄縁立羽狙いで南信に行ってきました。
高速道路に乗るのがもったいなかったので、夜に家を出発し約3時間半かけてポイントに向かいます。
道中、時節柄ヤママユが大量に発生しており、ミヤマクワガタも見られました。
ヤママユ
寄り道しながら行ったので長野に着いたのは午前2:30...
眠すぎて速攻で睡眠。明日に備えました。
翌日
日の出とともに移動し目星を付けていたところに向かいます。しかし一つ目のポイントでは何も見られず、唯一ミドリヒョウモンが見れただけで終了。
次に向かったのは八ヶ岳の北部。
目的の駐車場までひたすら車を走らせる。すると前方にフワフワと飛ぶ黒っぽい蝶を発見。なんと黄縁立羽である。車を止めてダッシュでそいつを追いかける。(先刻のポイントを移動するときに、網をしまうのがめんどくさくて展開したママだったのが功を奏し)見事にネットイン!幸先のいいスタートとなった。
黄縁立羽
その後車に戻り先を急ぐと、なんと通行止め!
どうやら先月の豪雨で道が流れてしまったようです。
仕方なく車を路肩に止め林道を歩くことに。。。
少し歩くと、同業者の人と遭遇。どうやら1週間前にもここにきていたらしく、その時はあまり採れなかった模様。
周りにトラップを仕掛けてあったのと、一つの場所に留まって蝶を待つ採集は性に合わないので、林道をひたすら歩くことにした。
〜数時間後〜
なんとか満足する数を採集できたので、車に戻ろうとしていたところ、なんとTwitterのFFの方とばったり遭遇した。
いい意味で界隈の狭さを感じる経験となった笑
そのあとは白樺湖周辺を観光して終了。また長い時間下道を運転して帰るのだった。。。
蝸牛被飼育 -春の雪-
最近暇なので初投稿です。
新種のウィルスの流行により採集・遠征にも行きづらいというか行けないようになってしまい毎日TwitterのTLで採集に行っているFFを見て怒りの炎を燃やしています。とても退屈な日々送っています。
ではこの遠征に行けないフラストレーションをどのように発散すれば良いでしょうか。
答えは飼育です。
そこで今回は最近私が取り組んでいるマイマイカブリの交雑種の作成について書こうと思います。
2月某日
サークルの面々で朱鷺で有名な某島にてマイマイカブリを複数採集。本来であればすぐ〆て標本にする予定だったのですが、思った以上に数が採れた展脚するのがダルいので何匹かは生かし家で飼育することを決意。朱鷺島を脱出した後にまた別の島に行く予定だったのですが海がシケって帰ってこられなくなると忠告をうけたので断念し、東北を回り、マイマイカブリを複数採集しました。そこでふと思ったのがこれらのマイマイカブリの交雑でした。以前ネットでマイマイカブリについて調べていた時にマイマイカブリ佐渡亜種と東北南部亜種の交雑実験をしている論文を発見し、(便宜上以下佐渡亜種をサドマイ,東北南部亜種をコアオ,北部亜種をキタカブリとする)他の狭頭型の個体とも交雑を起こせないかと考えました。
2月某日
遠征から帰ってきた私は早速キタカブリ(宮城産)とサドマイを同居させ経過を観察しました。もともと、私の部屋はゼフィルスの飼育のために室温を20℃にキープしており、マイマイカブリはすぐに口髭を橙色に染め交尾ができる状態になりました。
画像では判別がつきにくいですが下がサドマイで乗っかっているのがキタカブリです。交尾は確認できたのですが肝心のカタツムリが手元に1匹もありません。ここで一旦交雑計画は休止。カタツムリが確保でき次第再開することにしました。
3月某日
離島遠征に行っていた私はそこでまとまった数のカタツムリを入手。早速サドマイマイに与え、またキタカブリによる追い掛けを実行しました。その後、砂を敷き詰め、その上から水苔をおいた簡易的な産卵セットにサドマイを移しました。一週間後産卵セットから夜な夜なゴリゴリという砂を掘っているような音が聞こえ、2日後に確認したところ見事薄黄色に濁った卵が床材の上部に置かれていました。
卵を確認してから3日後無事孵化。
マイマイカブリの幼虫はとても神経質と聞いていたいたので、ひとまず1日放置し様子を見ました。
この続きも早く書きたいのですが、実は卵が孵化したのはつい最近でまだ経過観察中です・・・(せっかち)。
また進展があればブログを更新したいと思います。
更新がなかったときはナオキです・・・。
当ブログについて
閲覧ありがとうございます。
初めまして!趣味で細々と昆虫採集をしております”髭太花潜”と申します。
このブログでは主に、蝶や甲虫飼育・採集の記事を書いていく予定です。
自己満足100%のブログですので温かく見守っていただけたら幸いですorz
それではまた